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  <title>インテルメッツォの書斎</title>
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  <description>ポケモン擬人化の落書きを投下したり、
基本的に絵や文や設定置き場。</description>
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  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <item>
    <title>とある庵での酒交わしの話</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>「で、最近どうな訳よ？」<br />
「どうとは&hellip;何がじゃ」</p>
<p>月は高く登り、日は完全に地の裏側へと行ってしまったような夜。<br />
樋之下は久し振りに会う友人の翡芽と酒を飲んでいた。<br />
暫く振りという事もあって話の種は尽きなかったが、<br />
その隙間を縫って投げられた問いに、樋之下はちびちびと傾けていた杯を下ろす。<br />
翡芽はにやりと笑うと、疑問そうな樋之下に答えた。</p>
<p>「何がって、そりゃあれだ。あの山神の兄ちゃんと上手くいってんのかって事だよ」<br />
「&hellip;&hellip;別に、どうともせぬよ」</p>
<p>渋面を作って見せた樋之下は、ぐいっと酒を煽る。<br />
やや赤面して見えるのは気のせいでは無いだろうし、酒のせいでも無いだろう。<br />
相変わらずひねくれた奴だな、と翡芽はからからと笑った。<br />
そちらを一睨みすると、樋之下は面白くなさそうにふんと鼻を鳴らして、杯を床に置いて立ち上がる。<br />
そしてもう終いだと言わんばかりに手を鳴らして、不機嫌そうな声で言った。</p>
<p>「いつものお守り役の所に行くのじゃろう？なればとっとと行ってしまえ」<br />
「えー、それはそうなんだけどな。&hellip;ま、良いや。今の質問はまたの機会にしっかり聞くとすっか」<br />
「聞かずとも良いわ！何でもないと言っておるのが分からぬか？」</p>
<p>むきになる樋之下を笑いながら横目で見て、翡芽も自分の酒瓶を掴んで立ち上がった。<br />
そのまま縁側に向かう途中、樋之下と擦れ違う瞬間に彼は言う。</p>
<p>「何でもないにしろ何にしろ、好きな奴が居るならあんま他の男を家に上げんなよー。妬かれるぞ？」<br />
「っ&hellip;&hellip;」</p>
<p>ばっと、物申そうと振り返った樋之下の視界の中に、もはや翡芽の姿は無い。<br />
暫し瞼を瞬かせてから、彼は不満そうに溜め息を吐く。</p>
<p><br />
「玄関から出ろと言うておろうが、馬鹿者が&hellip;」</p>
<p><br />
<br />
(縁側から見える、雲と雲の狭間から覗く背に、<br />
僅かばかりの、呪詛を呟いて)<br />
<br />
<br />
<br />
*****<br />
<br />
<br />
樋之下(ドータクン♂寄)と、翡芽(レックウザ♂寄)の話。<br />
二人は神様関係で昔からの旧友なので、今でも偶に飲み会をしています。<br />
翡芽が地上に降りてくる間だけなので、本当に偶にですが、<br />
むしろ本人達はそのブランクの間に溜まった話をするのが好きな様子。<br />
&hellip;この調子だと、翡芽がわざと自分が飲み会に来た痕跡を残して、<br />
鎖牙さんをやきもきさせそうな予想ｇ(ｒｙ)　　<br />
<br />
<br />
&nbsp;</p>]]>
    </description>
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    <pubDate>Sat, 20 Jun 2009 14:54:33 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>万能ではないが故</title>
    <description>
    <![CDATA[神系統の子達の弱点についてメモメモ&hellip;！<br />
妙に長いので追記にてどうぞです(・&omega;・｀　)<br />
<br /><br /><a href="http://tennkuuuturigi.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E4%B8%87%E8%83%BD%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8C%E6%95%85" target="_blank">つづき</a>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Sat, 13 Jun 2009 16:57:07 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>蝙蝠と青石のはなし。</title>
    <description>
    <![CDATA[先日から練っていた設楽（クロバット♂）とオノ（色ミカルゲ♂）の追加設定をもそもそと&hellip;。<br />
若干長い様な気がするので、追記に置いておきますね(・&omega;・｀　)<br />
暗めな部分も少しあるのでご注意をば&hellip;！<br />
<br />
<br /><br /><a href="http://tennkuuuturigi.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E8%9D%99%E8%9D%A0%E3%81%A8%E9%9D%92%E7%9F%B3%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97%E3%80%82" target="_blank">つづき</a>]]>
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    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Thu, 11 Jun 2009 14:27:09 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>おはようの蒼</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><br />
青い青い水が流れる。<br />
日の光が屈折して輝く。<br />
瞼の裏にちらちらと光が映った。<br />
ゆらりゆらり。<br />
たゆたう水面。<br />
そっと、目を開けた。</p>
<p><br />
蒼い蒼い空が、映った。</p>
<p><br />
「&hellip;&hellip;あー、」</p>
<p>気が付くと、そこは海の真ん中。<br />
ぷかりと海上に仰向けに浮いて、空は幾度か瞬きをした。<br />
天気は晴れ。疎らに浮かぶ白い雲が、ゆっくりと流れていく。<br />
果てなく続いて行く蒼に、何だか楽しくなって。<br />
笑顔になって、空は世界に向けて言葉を贈った。</p>
<p><br />
「おはよう、親愛なる世界」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><font color="#999999">(それと、今日からもよろしくね)</font></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>*****</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>空(ルギア♂寄)の話。<br />
基本的に海の底で寝て、何年かおきに起きてくるのが常で、<br />
その寝覚めが良いとこういう感じになりますよというお話。<br />
寝覚めが悪いと、寝ぼけて嵐を起こしてしまうとかなんとか。<br />
今現在は毎日寝て毎日起きるサイクルなので、寝ぼける事も少ない様です。<br />
ちなみに、やはり水中が一番気持ちが良いらしく、<br />
旅の途中でも、川や湖を見付けると飛び込みたがります(・&omega;・｀)アクティブ！</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </description>
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    <pubDate>Fri, 05 Jun 2009 14:55:20 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>呪歌</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>青年が一人、暗い森の中で歌っていた。<br />
高らかに高らかに、長く尾を引く様に。<br />
不思議な旋律を持ってして、音を紡ぐ。</p>
<p>「珍しいねぇ、君が歌なんて」</p>
<p>不意に声が降ってきて、青年は歌う口を閉じ、頭上の木の枝に座る人影に目を向けた。<br />
人影はそこに座したまま、にこりと微笑んでいる。<br />
普通ならば少しは驚いても良さげなものだが、人影を見上げた青年の顔には、<br />
突然の来訪者に対する驚きは微塵も感じられなかった。<br />
代わりに口許を皮肉げに歪ませて、今度は歌ではなく言葉を紡ぐ。</p>
<p>「お前が此処に来る事の方が珍しいだろうが、かつての村神よ」<br />
「いやいや？僕もここに来るつもりは無かったんだけどさ、偶々近くを通ったら歌が聞こえてきてね」<br />
「なに、他愛ない歌さ」</p>
<p>吐き捨てる様に言った青年は、しかしその表情に笑みを浮かべた。<br />
優しさとは正反対の、嬉しさとも正反対の酷薄とした感情を浮かべて、彼は嘲笑う。<br />
人影はそんな彼を興味深そうに見て、些細な疑問を問うた。</p>
<p>「ねえ、君は一体何の歌を歌っていたの？」</p>
<p>青年が人影から視線を外し、<br />
また空を、虚空を、世界を仰いだ。</p>
<p>「全てに対する、ささやかなる呪いの歌を」</p>
<p><br />
そうして彼は、再び歌を紡ぐ。<br />
空を、虚空を、世界を呪う歌を。<br />
<br />
&nbsp;</p>
<p><font color="#999999">(虚ろに響くは呪い歌<br />
世界を呪う、高らかな)<br />
<br />
<br />
<br />
<font color="#000000">*****<br />
<br />
<br />
歌ってるのはヴェルディ(色ベトベトン♂)、話し掛けた人影は硯(色ネンドール♂寄)。<br />
性格が捻くれてる同士、それなりに仲が良い人達です。<br />
その分会話内容が普通に見えてちょっと怖い方向に行きがちですｇ(ｒｙ)<br />
ちなみに、流石にヴェルディでも歌で世界全てを呪う事は出来ません。<br />
</font></font>それでも歌うのは、僅かばかりの気晴らしと、世界に対しての嫌がらせ。<br />
<br />
<br />
&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Thu, 14 May 2009 14:26:09 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>きっと誰もかもが、全ての平穏は虚像に過ぎないと知っている</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>「&hellip;血の匂いがする」<br />
「は？」</p>
<p>自分の上司がぽつりと溢した言葉に、七満は眼を丸くした。<br />
一応と思いすんすんと辺りの匂いを嗅いでみるが、そんな匂いはしない。<br />
ここは深海の奥底で清浄な場所。血の匂い等する訳が無いのだ。</p>
<p>「&hellip;深渚様、気のせいじゃないですか？」<br />
「気のせいじゃないよ」</p>
<p>きっぱりと言い切った深渚の表情は普段のおちゃらけた明るい顔ではなく、何処か曇った真面目な顔だった。<br />
あまり見ない上司の様子に戸惑って七満が掛ける言葉を迷っていると、<br />
それを待つ事無く、深渚が再び口を開く。</p>
<p>「血の匂いと&hellip;んん、あれ誰だろう&hellip;？」</p>
<p>何処か遠くを見ながら呟く様に溢された言葉に、七満は何となく理解した。<br />
この人は海の神。それ故か、己の眷族の事は敏感に察する事が出来るらしい。<br />
となると、彼が嗅いだ香りは、この場のものでは無い可能性が高い。<br />
今この海に居らず、一番厄介事に巻き込まれて居そうな眷族と言えば、最近では一人しか居なかった。</p>
<p>「あの、深渚様。多分それは、空さんの事、では？」<br />
「ん？んんー&hellip;あ、そうかも。空って旅に出てたんだっけ」<br />
「ええ、相変わらず唐突突然、俺に仕事を押し付けて出て行きましたよ。お陰様で最近過労死しそうです本当」<br />
「うはー&hellip;七満の顔が怖い」</p>
<p>顔に疲労と苦労の色を浮かべたまま笑んだ七満を見て、流石に深渚も若干青ざめる。<br />
七満がストレスで一度ぷっつんした事があるが、その時の語れない程の惨状を思い出しているのかも知れない。<br />
少しは真面目にしようと深渚に一瞬でも思わせた位だ。あくまで一瞬だが。</p>
<p>「&hellip;しかし、血の匂い、ですか&hellip;穢れは受けないで下さいとあれほど拝み倒したのに、全くあの人は&hellip;」</p>
<p>不意に七満が厳しい様子で呟く。<br />
海、そして水と密接な関係にある深渚達にとって、血は穢れと言われる程に避けるべきものだ。<br />
あまり穢れを負う&hellip;つまりは血に触れ、その匂いを嗅ぐという事は、海の眷族にとっては毒になり得る。<br />
まだ海で起こる海賊などが広める穢れ程度ならば、その役割の者が水を浄化しに来てくれるが、<br />
流石にそれも個人単位の浄化まではしてくれない。</p>
<p>「まぁまぁ、そう怒っちゃ駄目だよ七満」<br />
「しかし下手をすれば深渚様にも関わる事ですよ」<br />
「へ？オレサマに？」<br />
「直接的でなくとも、貴方は空さんの見る穢れを見、嗅ぎました。それで害が及ぶ危険性もあります。<br />
&hellip;それに、流石にこのままでは空さんだって衰弱する一方でしょう」</p>
<p>何だかんだと自由奔放で仕方のない人だが、<br />
これでも彼の存在が占める役割とウェイトは意外と大きい部分がある。<br />
それに彼は、深渚と同じ位の力を持つ上、その深渚の一番の理解者でもあるのだ。<br />
そんな彼を無くす事は、損得の要素を無視した上でも避けたい。<br />
そう七満が思っていると、深渚が宙を見上げて考えながら言った。</p>
<p>「んー&hellip;、でもさぁ七満、空は結構色んな事を考えてる奴だから、今回の事も何か考えがあったんじゃないの？」<br />
「は？&hellip;全然何も考えて無いように見えますけど」<br />
「それは見た目だって。空は難しく見られるのが嫌いみたいだから、<br />
自分の思ってる事は上の所だけしか見せてくれないんだよ。<br />
オレサマには良く分かんない事だろうなって笑って言ってた」</p>
<p>七満は絶句した。それは確かに、深渚は分からない事だろう。<br />
彼は思った事は全部言うし、やろうとする事は全部する。<br />
悔いの残らない様に生きている彼は、難しい答えを抱かない。<br />
それを踏まえて空は、理解を求めず笑ったのだろうか。</p>
<p>「だからさ、多分その穢れに近付くっていうのも、空が考えてした事だと思うんだ。<br />
なら、オレサマ達はあれこれ言えないよ」</p>
<p>そして深渚は、そんな空を理解せず、ただ受け入れた。<br />
まるで海の様に全てを受け入れて、彼を信用する。<br />
七満は、そこでひとつ深い深い溜め息を吐いた。</p>
<p>「全く&hellip;貴方は良く分からない所で寛容ですね」<br />
「うんうん、オレサマの心の広さを七満も見習うべきだと思う！」<br />
「そこは別だと分かりませんかこの馬鹿上司」<br />
「あ、ちょ、痛い！拳骨ぐりぐりは痛い！暴力反対！！」<br />
「なら俺は仕事サボり反対を掲げます」<br />
「&hellip;」<br />
「顔を背けない！」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />
<font color="#999999">(全ての穢れと咎を受け入れて、<br />
海に住まうのは、海自身)</font></p>
<p><br />
<br />
&nbsp;</p>
<p>*****</p>
<p><br />
深渚(カイオーガ♂寄)と七満(ランターン♂)の話。<br />
旅に出ている空(ルギア♂寄)について。<br />
深渚は海を管理する神様且つ、海の化身の様な物なので、<br />
海出身の眷属の事はぼんやりと把握出来るようになってます。</p>
<p>ちなみに穢れの作用でも神及び神に連なる者が死ぬ事はありませんが、<br />
その穢れを浄化しない限り死ぬ寸前の苦しみを延々と味わう事になります。<br />
勿論空はそれを理解していて、その上での行動。<br />
多分じわじわ身体機能が鈍っていく類じゃないかなとか思いつつ&hellip;(・&omega;・｀)<br />
<br />
&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://tennkuuuturigi.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%A8%E8%AA%B0%E3%82%82%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%8C%E3%80%81%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%B9%B3%E7%A9%8F%E3%81%AF%E8%99%9A%E5%83%8F%E3%81%AB%E9%81%8E%E3%81%8E%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B</link>
    <pubDate>Wed, 06 May 2009 15:07:53 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>彼が教えてくれた事</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>「ねえ樋之下、覚えておくんだよ」<br />
「&hellip;何を？」</p>
<p>暗い暗い夜。ざわめく木々が生い茂る森で、硯は樋之下の頭を撫でた。<br />
その顔はいつもの様に笑っているが、何処か、何かが違うような気がして。<br />
樋之下は、心配そうに硯を見上げながら分からない質問の意図を問う。<br />
硯は樋之下を見ないで、夜色の虚空を見たまま答えた。</p>
<p>「誰も信じちゃ駄目って事をさ。誰も、誰もね」<br />
「&hellip;硯の事も？」<br />
「そうだよ。僕の事も信じちゃいけない」<br />
「何で&hellip;？何で信じちゃ、いけないの？」</p>
<p>樋之下の問いに、硯はまたにこりと微笑む。<br />
そして今度はしっかりと不安そうな樋之下の方を向いて、その両頬に手を添えて口を開く。<br />
樋之下に言い聞かせるように。そして、何処か自分に言い聞かせる様に。</p>
<p>「僕の片目は、信じていた人に光を奪われた。僕の大切な人は、信じていた人に殺された。<br />
信じれば、必ずいつか裏切りがあるんだよ。まるで必然みたいにね」</p>
<p>いつもは閉じている片目を、樋之下に見せ付ける様に開く。<br />
樋之下が初めて見た彼の片目は、輝きを失い、ただ虚ろな色を映すばかりだった。<br />
そんな目で、彼は微笑む。虚ろな色を移した空ろな笑みで、微笑む。</p>
<p>「だから、君は誰も信じちゃいけない。傷付いて壊れて、僕みたいになっちゃいけない。<br />
隣人を疑え。友人を疑え。恋人を疑え。&hellip;分かったかい？」<br />
「&hellip;良く、分からない」</p>
<p>幼い子供は、ふるふると俯いて首を振った。それから何処か不安そうに俯く。<br />
それを見た硯は目を細めると、樋之下から離れて、そして静かに一瞬だけ笑みを消す。<br />
びゅうと風が吹き、木の葉が二人の間に舞った。樋之下の視界が、僅かに遮られる。</p>
<p>「そうかい&hellip;ならいずれ、僕が教えてあげるよ。君は聡い子だから、きっと直ぐ分かるさ」<br />
「&hellip;硯？」</p>
<p>風が止んだ。木の葉は散り、樋之下の視界に景色が戻る。<br />
その中で、彼はもう笑みを浮かべ直していた。<br />
けれども、その笑みは何処か憂いの色をたたえている事に、<br />
幼い子供は、気付かない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><font color="#999999">(「哀れな子。全てに見放された憐れな子。<br />
僕が教えてあげるから。信じる事の愚かさを」)</font></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>******</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>子供時代の樋之下(ドータクン♂寄)と、硯(ネンドール♂寄)の話。<br />
色々とあって硯が樋之下の育て親な感じなのですが、<br />
硯自体が色々捻くれてるので、樋之下は立派な捻くれ性格になったようです&larr;</p>
<p>ちなみにここで硯が教えてあげると言った事は、樋之下が成長してから失踪と言う形の裏切りで成されます。<br />
それが若干トラウマの一端気味の様子で、樋之下は人を信じれなくなってたり(・&omega;・｀)<br />
硯も、自分みたいになる前にという親切心の元での行動だったのですが、<br />
やはり、どうにも少々親切心というにはズレてしまっていた模様。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Wed, 22 Apr 2009 14:04:03 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">tennkuuuturigi.blog.shinobi.jp://entry/44</guid>
  </item>
    <item>
    <title>気付いた人と、気付いていない人の話。</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>例えば君が『化け物』を刺して貫く時、私は目を逸らさずにいようと思う。<br />
隠れていろと言われても、その瞬間だけは見ていようと思う。<br />
ねぇ、君は気付かないのかな？化け物は、泣いて、悲しんで、大切な人の名を呼んで、<br />
そう、まるで私達と同じ。<br />
彼らにも生活があって、人生があって、意思がある。獣じゃないんだ。<br />
それに君は、いつ気付くのかな？<br />
もしかして、もう気付いているのかも知れないね。<br />
気付いて、覚悟した上での殺戮なのかも知れない。<br />
だって、君はいつも彼らを狩る時、色んな思いが混ざった顔をしているから。</p>
<p>でも、それでも君は気付いてないんだろうなぁ。<br />
私だって、人に危害を加えさえすれば、君にとっての化け物になるんだって事。<br />
私は彼らみたいに死なない。彼らみたいに老いない。条件は同じ。<br />
なら、引き金を引いてしまいさえすれば、君は私を、刺し貫かざるを得なくなる。<br />
彼らを狩るみたいに、刃を向けて。でも、それに気付いた君は、どうするんだろう。<br />
私が何かを起こしてしまう前に始末するのかな？<br />
それとも全部許容した上で、傍に居るのを許してくれるのかな？</p>
<p>正直、私はどっちでも構わなかった。<br />
それが君の意思ならば、私は絶望と痛みを甘んじて受けよう。<br />
それが君の意思ならば、私は平穏と幸せを噛み締めよう。<br />
だから、君がいつ気付くのか、私は見守っていようと思う。<br />
そして、積み上がっていく痛みを見送って行こう。<br />
いつかの何処かの未来を見るように</p>
<p>そして願わくは、その分水嶺が来る前に、君の返事が聞ける事を祈ろう。<br />
いつか、君にした告白の、その答えを。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />
<font color="#c0c0c0">(わたしはきみのすべてを、ゆるします。<br />
だからどうか、わたしのおもいをきいていて)</font></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />
*****</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>空(ルギア♂寄り)の思考独白。<br />
ちなみに「君」は東屋さん宅のヴラドさんの事。<br />
ひっそりお借りしました、有難う御座いました！(・&omega;・｀*)</p>
<p>旅にひっついて行くにあたって、更にその断罪の現場を見るにあたっての思い。<br />
何にも考えていない様に見えますが、結構色々先回りな思考をする子です。<br />
ヴラドさんの狩りの対象を見て、その内に下手をすれば自分もその対象に入り得ると気付いて。<br />
何かが起きてしまう前に、早々に決意を纏めてしまったという話。<br />
これで基本表面は変わらないので、少々性質が悪いです&hellip;orz多分普通に笑いながら接してそうだ&hellip;。<br />
<br />
<br />
&nbsp;</p>]]>
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    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Thu, 16 Apr 2009 14:38:45 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>夢、覚めた後、暖かい夢。</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><br />
目を閉じる。意識が落ちる。夢は見ない。<br />
けれど今は、夢じゃない別のものが見えた。<br />
知らない真っ暗な場所で、知らない黒い男が言う。<br />
また失うものを抱えたのか、懲りない奴だな、と。<br />
俺は、笑って答えた。<br />
それが俺のやり方だから、と。</p>
<p><br />
目を覚ますと、緩やかな温もりがあった。<br />
寝ぼけ眼を擦りながら視線を落とすと、影璃の腕の中には寝息を立てているダストの姿。<br />
ああ、抱きついたまま寝てしまったんだとぼんやり理解して、影璃は苦笑した。<br />
どうやら腕の中の彼は熟睡している様で、目を覚ます素振りはない。<br />
自分が起きようとすれば彼も起きてしまうかも知れないし、それは何だか宜しくない。<br />
少し考えて時計を見てから、影璃は再び惰眠を貪る事にした。<br />
ぼすんと腕の中のダストに寄り掛かって、その心地良さに僅かに微笑む。<br />
起こさないようにそっと彼の髪を撫でて、影璃は呟きを漏らした。</p>
<p>「&hellip;おやすみ、ダスト。ええ夢見いや？」<br />
<br />
<br />
<br />
<font color="#999999">(それを自分が望むことは、とても滑稽な気はするけれど)<br />
</font><br />
<br />
<br />
******<br />
<br />
<br />
続いて影璃の短い話。今度はほのぼの。<br />
星河さん宅のダストさんお借りしました、有難う御座いました&hellip;！<br />
うたた寝ネタは影ダス的には第二段ですね(&acute;&omega;｀*)同時進行だったので似たり寄ったりですｇ(ｒｙ)<br />
ダストさんのお陰で影璃も安心して安眠できるんですよとか思いつつ&hellip;。<br />
ちなみに夢の中の黒い人は巡。皮肉言いに来ただけです&larr;<br />
<br />
<br />
<br />
&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Wed, 01 Apr 2009 15:46:36 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>見送りのこと。</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>そっと、手を布に掛ける。<br />
ひらりと落ちた白の下には、安らかな顔。<br />
ああ、そうか、あんたは幸せだったんだ。<br />
なら良かった。なら、良かった。<br />
あんたが幸せだった事、俺は忘れない。<br />
ずっとずっと刻み付けるから。<br />
どれだけの数の思い出を刻み付けたかは、忘れてしまったけど。<br />
けど、忘れない。忘れたくない。忘れないで。<br />
願いを抑えて微笑んで、また布を顔に掛ける。<br />
そして、掠れた声で、言葉を紡いだ。</p>
<p><br />
<br />
<font color="#808080">(「いってらっしゃい」</font><br />
<font color="#808080"><br />
また会えたら、その時笑顔で「おかえり」と言う為に。<br />
<font color="#c0c0c0">そんな事は無いと言うのは、分かっている、けど</font>)</font></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>*****<br />
<br />
<br />
影璃(自宅ダークライ♂寄)、旅先での話。<br />
亡くなってしまったのは、古くからの知人。<br />
ちなみに、影璃の主な目的は定住地探しと、色んな人と出会う事でした。<br />
ですが、その他にも一つ旅に出る目的があり、<br />
それがもうそろそろ死んでしまうであろう、もしくは死んでしまった友人の顔を見に行く事。<br />
その人との思い出を忘れてしまわないように刻む為に、影璃は各地を周っています。<br />
誰が何処で亡くなってしまうかは、巡(自宅ダークライ)が夢伝いに教えに来ています。<br />
巡は自主的に(主に自分の興味の為ですが)影璃に影の世界の中から見た情報を与えている様子。<br />
<br />
明るい時は馬鹿明るいですが、暗い時は落ち込みまくる子で&hellip;(・&omega;・｀　)<br />
次はほのぼのなのを書いてあげたい所で&hellip;もしくはギャグ&larr;<br />
<br />
&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>http://tennkuuuturigi.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E8%A6%8B%E9%80%81%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%82</link>
    <pubDate>Mon, 23 Mar 2009 14:58:02 GMT</pubDate>
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  </item>

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