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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「で、最近どうな訳よ?」 月は高く登り、日は完全に地の裏側へと行ってしまったような夜。 「何がって、そりゃあれだ。あの山神の兄ちゃんと上手くいってんのかって事だよ」 渋面を作って見せた樋之下は、ぐいっと酒を煽る。 「いつものお守り役の所に行くのじゃろう?なればとっとと行ってしまえ」 むきになる樋之下を笑いながら横目で見て、翡芽も自分の酒瓶を掴んで立ち上がった。 「何でもないにしろ何にしろ、好きな奴が居るならあんま他の男を家に上げんなよー。妬かれるぞ?」 ばっと、物申そうと振り返った樋之下の視界の中に、もはや翡芽の姿は無い。
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先日から練っていた設楽(クロバット♂)とオノ(色ミカルゲ♂)の追加設定をもそもそと…。
若干長い様な気がするので、追記に置いておきますね(・ω・` ) 暗めな部分も少しあるのでご注意をば…!
気が付くと、そこは海の真ん中。
(それと、今日からもよろしくね)
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空(ルギア♂寄)の話。
青年が一人、暗い森の中で歌っていた。 「珍しいねぇ、君が歌なんて」 不意に声が降ってきて、青年は歌う口を閉じ、頭上の木の枝に座る人影に目を向けた。 「お前が此処に来る事の方が珍しいだろうが、かつての村神よ」 吐き捨てる様に言った青年は、しかしその表情に笑みを浮かべた。 「ねえ、君は一体何の歌を歌っていたの?」 青年が人影から視線を外し、 「全てに対する、ささやかなる呪いの歌を」
(虚ろに響くは呪い歌 |